性能事例
既存XeonV4と比較して最大1.38倍の性能向上を確認
2017年7月11日(アメリカ時間)に発表された最新Intel® Xeon® プロセッサ スケーラブル ファミリー “Skylake-SP”で、早速姫野ベンチマークテストを実施しました。 比較対象のCPUは以下の通りで、Skylake-SPは、Platinum 8170 (2.10GHz 26c x 2) DDR4-2666です。
- E5 2695v2 (2.4GHz 12c) x2 DDR3-1866
- E5 2695v3 (2.3GHz 14c) x2 DDR4-2133
- E5-2697v4 (2.3GHz 18c x 2) DDR4-2400
Platinum 8170 は、1CPUに26コア搭載され、最大52並列まで測定しました。XeonもDual CPUで計測可能な最大並列数での比較です。姫野ベンチマークテストは、Size=L、MPI版で測定しました。
CPUあたり6チャネルDDR4メモリを搭載
最新Intel® Xeon® プロセッサ スケーラブル ファミリー “Skylake-SP” のメモリチャネルは、既存Intel® Xeon® がCPUあたり4本であるのに対し、6本のメモリチャネルを搭載しています。 “Skylake-SP” の性能向上は、メモリチャネル数の増加とメモリ周波数の向上によるものとみております。
なお、VTでは引き続き各種アプリケーションの性能測定を実施、順次Webに公開してまいります。