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「2019 ワールド・ソーラー・チャレンジ」 東海大学のチャレンジを支援

2019.11.01

東海大学は、複数の日本企業と連携し、長年にわたってソーラーカー プロジェクトを推進しています。
2年ごとの世界最高峰のソーラーカー レース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」(BWSC)で、2009年と2011年に優勝し2連覇を果たしました。

2019年のレースは10月13日~20日に行なわれ、太陽電池を電源として、オーストラリアの北部ダーウィンから南部アデレードまでの3020kmを約5日間をかけて走破しました。優勝はベルギーのルーベン大学で平均速度は86.6km/h。東海大学ソーラーカーチームは、総監督の佐川耕平助教(工学部電気電子工学科)、監督の木村英樹教授(工学部電気電子工学科)・福田紘大准教授(工学部航空宇宙学科)のもと、平均速度86.1km/hでTopとの差11分18秒での準優勝となりました。(東海大学ソーラーカーチーム Facebook

VTは計算機パワーで、東海大学ソーラーカーチーム [Tokai Challenger」号を支援しています。

    

【VTの近年のご支援内容】
CFD(数値流体力学)ソフトウェア:SCRYU/Tetra(株式会社ソフトウェアクレイドル社)を使用した、車体の空力設計の解析を中心にお手伝いしています。

 ソーラーカー車体空力設計担当
東海大学 工学部 航空宇宙学科 福田紘大准教授 (研究室のホームページはこちら)
外部の方には『空力は完成した技術じゃないか』と言われるのですが、空力をやっている身としては、課題がいっぱいあって『いや、まだまだ』と思っています」

2017年度 (東海大学チャレンジ結果:4位)
VTは、Microsoft社Azure環境の使用権提供を要請し、クラウド上に計算環境を構築した上で、東海大学様にご提供いたしました。

Microsoft社 お客様事例紹介

2019年度 (東海大学チャレンジ結果:準優勝)
空力設計でも、大容量で高速なメモリを持つ計算機による大規模なシミュレーション解析は欠かせません。
共同利用の大型計算機やスーパーコンピュータという選択肢もありますが、手元で自由に使い倒せる高性能な計算機環境は、試行錯誤を繰り返す研究開発では極めて重要です。
VTは、Intel Optane DC パーシステントメモリによる高性能かつ安価なコンピュータシステムを提案し、東海大学様にご提供いたしました。
このマシンは菱洋エレクトロ株式会社のインテルサーバーシステムをベースとしており、様々なサポートを頂きました。

菱洋エレクトロ株式会社 インフォメーション事例紹介

空力開発用計算機として提案・提供させていただいたシステム
VT64-Serverシリーズ

  • CPU  : Intel Xeon Gold 6252 2.10GHz,35.75M キャッシュ,24コア 2基搭載
  • RAM  : 256GB
  • Intel Optane DC パーシステント・メモリー : 1024GB